8.行政書士業
【つぶやき】 ◎指示待ちⅢ 指示待ち族がどのようにして発生するのかを、上司側から考察してみましょう。 まず、指示することが上司としての役割だと思い込んでいることに1つの原因を見出すことができます。さらに、部下は、指示するとその通り動き、教えるとその通りわかり、説明するとそう思い、世話をやくとうまくいく、そう思い込んでいるからでしょう。けっしてそうはならないことにはやく気づいてほしいものです。 上司から指示されると、部下は動かざるをえないから動きます。動く範囲は、主体性がないので指示内容が作用するところまで。動きが不十分な場合には、また指示の追加がなされて、これを繰り返していくとどうなるでしょう。 前にも指示されて動いたのだから今度も指示によって動く、ということになります。つまり、指示されるまで待つことになるのです。そこで上司は、また指示をする。 この悪循環が定着し、体質化してしまったのが『指示待ち』と言われる状態です。 上司が指示、命令するという『リーダーシップのスタイル』から、助言・支援・協力するといった『リーダーシップのスタイル』に変えることと、部下は、指示・命令を無批判で受け入れるのではなくて、批判的な視点で評価し行動することが大切になると思います。 |