業務案内

1.給与体系の改善事業(制度設計)

2.人事考課制度の提案(制度改善)

3.人材と組織の活性化事業(教育研修)

4.経営システム研究室が提供する経営計画の策定

8.行政書士業

 

【 人 事 考 課 】

みんな頑張ったという悪平等

 『みんな頑張ったよね』というあいまいな評価しか下さないシステム。
つまり成果を出して頑張った人も褒めなければ、縁の下の力持ちとして頑張っている人も褒めず、皆の努力に乗っかっていた人、逆に足を引っ張っていた人までも含めて『みんな頑張った』と言ってまとめることが良いことであるかのような雰囲気ができあがっていく組織があります。

 『みんなよく頑張りました』ということを強調する組織の究極の姿は、表彰も叱責もできるだけ避けようとする姿勢が蔓延しているように感じます。誰かが良い仕事をしても『あまり褒めてしまうと、褒められなかった人ががっかりする。褒められなかった人の気持ちを考えるべきだ』といった弱者に対する配慮が強く出てしまうのかもしれません。
まるで、小学校の運動会で順位をつけない光景をみているようです。

 企業はなんといっても経済組織体ですから、社員のため・株主のため・社会のため利益を上げなければなりません。その利益という目標に貢献する人々を、一番から順番にすべて並べるとまでは言いませんが、ある程度しっかりと評価する必要があると考えます。