業務案内

1.給与体系の改善事業(制度設計)

2.人事考課制度の提案(制度改善)

3.人材と組織の活性化事業(教育研修)

4.経営システム研究室が提供する経営計画の策定

8.行政書士業

【 目 標 管 理 】

目的と目標は違う

『目的』と『目標』は違います。
『目的』というのは最終的に行き着くところ、『目標』というのは、その為のプロセスや、目的達成の手段です。

 最近、目標管理の研修などで企業を訪問して感じることは、そこで働く社員たちの疲労感です。売上や利益などの数字を追うことが目的になっていて、会社の存在意義(本来の目的)を忘れてしまっているようです。売上や利益も企業が存続していくためには大切な要素だと思うのですが、そこの部分が強調されたノルマ設定による管理運用では、そこで働く人たちは本当にかわいそうです。

 良い商品やサービスを提供して、お客様に喜んで頂くことが会社としての一義的な存在意義《目的》です。さらに、それを通じて働く人や株主などの関わる人たちを幸せにするのも目的です。

 『単に儲ければいい』と勘違いすると、利益が目的などと言う人が出てきてしまうのです。そのような企業は長続きしないと思います。

 目的を実現する為に、一旦小さい目標に分割して、その分割された小さい目標を1つずつ確実に達成しながら前に進んで行くという考え方もあると思います。

 この分割法による目標達成は、『成功体験と達成感を数多く実感することができる』というメリットもあります。