7月17日~18日と岩手県繋温泉を会場にして、岩手県老祉協中央ブロック施設長研修を実施致しました。当日は、40名程の施設長様たちが熱心に講義を聞いて下さいました。心から感謝申し上げます。二日目は前日の宴会が盛り上がり、ついつい飲み過ぎたようで、二日酔い気味で話をすることになってしまいました。
私にとって大変に楽しい研修になりました。すぐにブログにアップしたかったのですが、その後出張が続きまして本日になってしまい申し訳ありません。本当に有難う御座いました。
当日は、組織活動についての話を中心に進めたのですが、二つほどポイントを御紹介致します。
※ポイントの1
組織でコミュニケーションをとる場合には、多くは言語を使用している訳ですが、その“言語の意味”を確認したり統一する必要があること。
例えば『問題を共有する』という表現で部下や同僚に対して言葉を使います。そこで、この『問題を共有する』ということは『どういうことでしょうか?』と受講生の方々に問いかけることがあります。答えは、色々と返ってきます。
もし、共有するという言葉の意味が当事者と相手の二者間において違っていたらどうなるでしょうか。いくらコミュニケーションの量(回数)を増やしたとしても、もともと意味がズレていますから、期待通りに伝わりません。もしかすると、期待していたことが実行されなかったりトラブルが発生したりするといったことも生じかねません。
この『問題を共有する』という言葉の定義・意味を明確にすることでコミュニケーションの質を高めることが可能となります。色々な定義付けが出来ると思いますが、『問題を共有するということは、問題を一緒に考え・対策を一緒に設定すること』というように。
部下・同僚等の中で『解ったつもり』になっているのは危険です。
組織は言葉の上に創造されると言います、大切にしたいものです。
ポイントの2は次回書き込みます。