南米アンデスには、古来より伝わる『ハチドリのひとしずく』という物語があります。森に火災が広がってしまった時、ハチドリは、口ばしで水を運び、たった一羽で火を消そうとしました。
他の動物たちは、われ先に逃げ出し『そんなことして何になるんだ』と笑いましたが、ハチドリはこう答えました。『私は、私にできることをしているの』
ハチドリは、世界で最も小さな種類の鳥です。しかし、もしハチドリが数百万、数千万羽と集まったら、山火事を消すことができるかもしれません。
職場に山積する、一人ではどうすることもできない大きく複雑な問題も、小さな一歩から解決につながります。
『自分には関係ない』『自分の力ではどうすることもできない』と目を背けずに、『自分にできることは何か』を考えて行動を始める。そこには必ず応援者が集まり、大きな力を与えてくれるはずです。
まず、あなたが最初の一羽になりましょう。
職場の教養より