《逆説の十戒より》詩を紹介します。

  今日は、《逆説の十戒》ケント・キース著より詩をご紹介します。

1 人は不合理、わからず屋で、わがままだ。
  それでも愛そうじゃないか。

2 何かよいことをすれば、自分のためにやったんだよ、
  人はあなたを批判する。
  それでもよいことをしようじゃないか。

3 もしあなたが成功すれば、偽物の友人、そして本物の敵があらわれる。
  それでも成功しようじゃないか。

4 今日行った良いことは、明日には忘れられる。
  それでも良いことをしようじゃないか。

5 誠実で、そして正直であれば、あなたは傷つくかもしれない。
  それでも、誠実で、そして正直であろうじゃないか。

6 大きな理念を抱く大きな人は、小さな心を持つ小さな人に撃ち落とされる。
  それでも大きな理念を抱こうじゃないか。

7 人は、弱者に同情するが、結局、強者になびいていく。
  それでも少数の弱者のために、戦おうじゃないか。

8 何年もかかって築きあげたものは、一夜にして崩れ去るかもしれない。
  それでも築こうじゃないか。

9 助けを必要としている人を、本当に助けたら、あなたは攻撃されるかもしれない。
  それでも助けようじゃないか。

10 持っている最高のものを、世の中に与えたら、自分は酷な仕打ちを受けるかもしれない。
  それでも、自分の最高のものを世の中に与えようじゃないか。

  ハーバード大学在学中の著者が、高校生リーダーにむけて書いた詩のようです。