ポジティブ思考の例として、アフリカに靴を売りに行く営業マンの話しがよく引用されます。まずは、どのような内容だったかを確認してみます。
アフリカに靴を売りにある営業マンが出かけました。彼が市場調査をしてみると、ナント!【多くの住民は靴を履いていません。】
そこで《ポジティブ思考の営業マン》と【ネガティブ思考の営業マン】の二人の営業マンが登場します。
《ポジティブ思考の営業マン》は、こう考えます。・・・“誰も靴を持ってないからたくさん売れるぞ!”
【ネガティブ思考の営業マン】は、こう考えます。・・・“誰も靴を必要としていないから売れないぞ!”
この事例のように、ポジティブな気持ちをもって、やるべきことをやっていれば必ず解決策が見つかります。一方ネガティブな気持ちになって意欲を失ったら、本当にそこで終わりになるのです。物事を楽観的に捉えることは重要です。
もう一つ『二匹のカエル』の話をしてみましょう。
二匹のカエルが、ミルクがたくさん入った壺のふちの上で遊んでいました。そして、ちょっと誤ってしまい二匹のカエルはミルク壺に落ちてしまったのです。
一匹のカエルは、『もうおしまいだ。自分はミルクにおぼれて死ぬしかない』と、悲観的になり生きる意欲を失って、命が尽きることを覚悟したのです。
しかし、もう一匹のカエルは悲観的にはなりませんでした。
『どうにか脱出できるんじゃないか』と楽観的に考え、壺の中で飛び跳ねました。すると、後ろ足が底につき壺の外に出ることが出来たのです。
実は、ミルクのすぐ下は固形のバターになっていたのです。
私たちも似たような経験をしたことがありませんか。溺れそうになったときに《一度、思い切って沈んでみるとほんの少しで底にに着地いたりします》、底に着地したら思い切りジャンプして脱出すればいいのです。
落ち込んだ時には、徹底的に落ち込んでみるのもいいかもしれません。
※人は、底まで僅か数十センチのところで溺れて亡くなってしまうケースが多いのだそうです。