“歩き続ければ、大丈夫”・・・佐藤芳之著
最近読んだ本で印象に残った一冊です。
35歳でアフリカの地で、ナッツの会社を一大ビジネスに育て上げ、その会社をアフリカ人に譲り70歳にして新たに新ビジネスに挑戦しているすごい人です。
そんな本の中にチョット笑えた内容がありましたので紹介します。
アフリカでこういう昔話を聞いたことがあります。
ある夜、ドーンと大きな音がしました。村人は何事かと家から飛び出すと、地面に大きな穴が空いていました。いったい何が落ちたのだろう。村人は穴を覗き込んであれこれ調べ始めました。ところがいっこうに落ちた物は見つかりません。困りはてた村人は長老のところに相談に行きました。
すると長老はいいました。
『おまえたちは何をいっているんだ。穴が落ちてきたに決まっているだろう』
『ああ、そうか』
村人たちは納得していつもの仕事に戻りました。
というお話です。
実におおらかな生き方だと感じました。些細なことにこだわらずに“穴が空いたらなら、それでいいしゃないか!”ちょっと真似したいと思いました。