上京して気付いたこと

 久しぶりに酒田から、新潟経由で上京しました。昨年の夏以来ですから、そろそろ一年ぶりでしょうか。酒田は、まだまだ肌寒くて当然上着は必要なのですが、東京駅を降りた瞬間に『暑い』と感じました。多くの方々の、半袖やティーシャツに驚きでした。

 酒田から東京に出かけるには、庄内空港から飛行機で約1時間、JRですと酒田駅から特急で新潟に出て上越新幹線で約5時間、もうひとつは自家用車でJR新庄駅まで行って山形新幹線で約4時間と3ルートあります。山形新幹線が開業してからは、乗り換えが不要なものですから、ずっとJR新庄駅からのルートで上京していました。しかし今回は久しぶりに新潟経由で、しかもはじめてМaxとき号の2階席に乗れてとても快適な時間を過ごせました。

 東京で気がついたことが少しあります。一つは、電車が暗いことと冷房が緩いことです。節電の影響が出ていることを実感しました。普段通勤に自動車を使用して、事務所の中で仕事をしているとナカナカ感じていなかったことです。もう一つは、コンビニでの出来事なのですが、(大したことではありません)お昼にお弁当を手にとってレジに行きました。当然支払いと同時に『弁当温めますか?』と聞かれると思い構えていたのですが、聞いてくれないんです。冷たいご飯は嫌だったので、『弁当温めて頂けますか!』と言いました。そうしたら、後ろにあった電子レンジを指さすんです。『えっ』と一瞬とまどったのですが、《自分で操作しろ》っていうことが何んとか理解できました。また夜遅くに寄ったコンビニでも同じ状況でした。もちろん、自分で電子レンジを操作しましたけど。

 なにを言ってるの?って方もおられると思いますので説明しますと、私が普段利用している酒田のコンビニでは、お客様が自分で弁当を温めるということがないんです。だから、私には《弁当は店員さんが温めてくれるもんだ!》という、思い込み『ビリーフ』がありました。この『ビリーフ』が日常生活にいろんな影響を与えています。次回は、コーチングから『ビリーフ』について考えみたいと思います。今日は、ここまでにします。