先週は、ずっと研修を実施しておりました。終わってから本を少し読んでいたのですが、【小澤征爾さんと音楽について話をする】村上春樹著です。
たまたま対談の中で小澤征爾さんが、自分が日本で音響が一番良いと思っているコンサートホールについて語っている場面があります。そのホールというのが、『墨田トリフォニ―ホール』だったのです。最近コンサートに出かけることもなくなったせいもあり、ちょっと興味があったので『墨田トリフォ二―』をネットで調べたりして帰宅しました。【墨田トリフォニ―を私は知りませんでした】
帰宅後テレビを見ていたら、3・11の特集だったのです。そして、その特番が三月11日の『墨田トリフォニ―』でのコンサートの様子だったんですね。新日本フィルのコンサートで『マーラーの5番』でした。チケットは、1800枚完売で当日ホールに来た観客は105名。震災にあってからコンサートを開催するという決断をし、コンサートが開始してから終了するまでのドキュメンタリーでした。
演奏は、言葉で表現するには難しいのですが、とても素晴らしく感じました。観客のインタビュー等もあったり、妙なシンクロがあったりと色んな事を考え、感じた番組でした。
たまには、クラシックのコンサートもいいかな!と思った1日でした。
先日、気仙沼のお客様に出かけてきたのですが、まだ駅前に大きな船がそのままになっていました。早急な復興が望まれます。なんとかならないものでしょうか!