厚労省のホームページに『パワーハラスメントの予防・解決に向けた提言』が掲載されていました。その中から一部御案内します。
【職場の一人ひとりへの期待】・・・人格尊重・コミュニケーション・互いの支え合い
※人格尊重 職場のパワーハラスメント対策の本質は、職場の一人ひとりが、自分も相手も、等しく、不当に傷つけられてはならない尊厳や人格を持った存在であることを認識した上で、それぞれの価値観、立場、能力などといった違いを認めて、互いを受け止め、その人格を尊重し合うことにある。
※コミュニケーション 互いの人格の尊重は、上司と部下や同僚の間で、理解し協力し合う適切なコミュニケーションを形成する努力を通じて実現できるものである。
そのため、職場のパワーハラスメント対策は、コミュニケーションを抑制するものであってはならない。
職場の一人ひとりが、こうしたコミュニケーションを適切に、そして積極的に行うことがパワーハラスメントの予防につながる。
例えば、上司は、指導や注意は『事柄』を中心に行い『人格』攻撃に陥らないようにする。部下は、仕事の進め方に疑問や戸惑いを感じることがあれば、そうした気持ちを適切に伝える。それらの必要な心構えを身につけることを期待したい。
※互いの支え合い 職場の一人ひとりが、職場のパワーハラスメントを見過ごさずに向き合い、こうした行為を受けた人を孤立させずに声をかけ合うなど、互いに支え合うことが重要である。
コミュニケーションスキルが大切なんでしょうか!