多くの事業所は年末年始の休みも終わって、今日から新年の仕事をスタートしていることと思います。休みで緩んだ身体と頭が元に戻るまで多少の時間が必要かもしれません。
休み中は、テレビも色々な番組を放送していましたが、1月5日の夜“のぼうの城”という映画を放送していました。明日から仕事だナ!と考えながら見ていましたが、ナカナカ興味深い場面が何ヶ所かありました。
一つは動機づけについてです。一見“でくのぼう”にみえる殿様の人心術?一般的にはモチベーションというのでしょうけど、実に上手なんです。特に農民との関係ですが、通常は権力を持つ者がトップダウンで指示・命令をするといったスタイルになるのだと思います。しかし、“でくのぼう様”と農民の距離が近いのです。近いということはコミュニケーションが良くとれています。農民が本気で殿様のために尽くしてくれます。
『好き』という感情が強い動機になっていると感じました。
いま一つは、『情報は隠そうとするから漏れるのだ』という言葉です。“でくのぼう様”は、隠すのではなくて状況を丁寧に説明をして理解してもらうよう努めていました。昨年話題になった“秘密保護法”について、ちょっと考えさせられました。
今年も、組織活動について考えていきたいと思います。