前回に続いて、岩手県中央ブロックで講義をした内容からポイントの二つ目を御案内します。
※ポイントの2
解っていることと出来ることの違いを認めましょう。
これは、知っていること(理解していること)と出来ることの間には、大きな溝・隔たりがあるということです。ここに時々勘違いがあったり、解ったことで出来るつもりになっていたりすることが見受けられます。この溝・隔たりを埋める方法には練習・トレーニングが必要なのです。
例えば、水泳ができるようになりたいとします。水泳の理論は、人の話を聞いたり、本を読んだりすることで理解することはできますが、それだけでは泳げません。泳げるようになる為には体を使って水になじんで、水への恐怖感を取り除き、体験型の泳ぎの練習をするしかないのです。
これ以外に泳げるようになる方法はありますか?このポイントを忘れたり、楽をしようとしたり、手抜きをしようとしたり、表面を取り繕うとしたりすると、あとからしっぺ返しがくるのです。
理解することと実践すること、どっちも大切なのだ!ということですね。