昨日は、次世代リーダー養成のための研修を介護施設で実施しました。医療・福祉法人のお客様が多いので、こうして出向くチャンスがたくさんあります。私としてのメリットは、同業他社の比較が出来ることです。研修を通じて職員の方々と双方向のコミュニケーションを取らせて頂くことで、組織カルチャーの違いを感じることが出来るわけです。
研修の多くは、ケーススタディーが中心です。人事考課の事例研修、業務改善の事例研修、目標管理の事例研修等々ですが、職員の方々のレベルの高さに驚かされます。“ゆとり世代”などと言われていますが、二十代・三十代に優秀な方々が多いです。職業柄なのか、優しくて・人の話が聴ける集団のように思います。
体系的にしっかりした教育プログラムで育成していくと、更に良い人材が増えると思うのですが、多くの法人では、そもそも教育プログラムのようなものすらなくて、思いつきで研修実施が繰り返されているように感じます。優れた人材の可能性を秘めた若い世代に、体系的な教育プログラムを投入することで、業界全体の質の向上につながると感じた研修でした。