ロシアとウクライナの問題は連日ニュースで取り上げられています。そこで、今日は『悩まない』・・・矢作直樹著よりご案内します。
話半分に聞くという他に大切なのは『両方の意見を取り入れる』というスタンスです。ともすれば偏りがちな情報収集ですが、そこをあえて対極の二情報を取る、というわけです。
インテリジェンスの世界では、この手法があたりまえのように使われます。複数の情報を取る際、あるテーマに対してイエスと言っているものとノーと言っているものを必ずいれる、つまりそこに考え方や価値観のバイアスをかけない、収集した情報は時間をかけながら納得のいくところで判断するという手法です。
それは、時間の経過とともにそのテーマを取り巻く材料が増えることで、情報をチェックする精度が上がるからです。そういう情報をチェックしようとせず、ある方向から一方的に情報を流すマスメディアにはいくつかの問題があります。新聞やテレビなどのマスメディアが報道しているからといって、その情報をそのまま受け取るのは大きな誤りです。
その情報が本当に自分にとって有益な情報なのか、そこに気持ちの悪さや居心地の悪さを感じたりはしていないか、他人事ではなく、自分事として感じながら複数の情報をチェックすることが大切です。