『アファメーション』について第二回

 今日も引き続き『アファメーション』について書いてみたいと思います。

 《自己イメージ》を変えるために『アファメーション』という手法を使ってみるわけですが、ポイントは《目標が既に達成されたかのように現在形で積極的に記述》することでした。
 私たちはアファメーションを書くと、外部の現実に向かって動き出します。アファメーションを書くと、心の中にしまっていて、決して明確にならなかった自分の目標がはっきりと見えてきます。
 また、変革の手段としてのアファメーションを使う重要なキーとなるのは、《ビジュアライゼーション》(視覚イメージ化)です。アファメーションした記述をイメージ化して、感情を込めると、変革のプロセスがドンドン早まってきます。この方法を使って実践するには、私たちが本当に欲している変革を目標として選択する必要があります。所謂《本気度》とでもいったようなものでしようか。

 今日の最後にアファメーションを『明確にする』ということについて書いてみます。
 私たちは、よくこんな言葉を使っています。『今度、食事でもご一緒しましょう』というように。この約束が実現する確率は、かなり低くはありませんか?どうしてなんでしょうか!
 では、こんなふうに表現を変えてみたらいかがでしょうか。『来週の金曜日、そう本町の角にある和食の店で、午後七時から食事でもご一緒にしませんか』

 『明確にする』ことの大切さが理解頂けば幸いです。