最近テレビ番組に『メンタリストのダイゴ』が出演していました。以前はよくテレビで見かけていたので久しぶりのパフォーマンスに懐かしさを感じました。
たまたま二ヶ月位の間にダイゴの本を三冊程読んでいましたのでテレビの内容も興味深く見たのですが、パフォーマンスの一つに観客の中から一人選んで簡単な絵を描いてもらうというものがありました。テレビでは、青色系の洋服を着た若い女性が選ばれて前に出てきます。次に六種類のマジックペンから一本を選んでもらって、そのマジックペンでイメージした果物の絵を白い紙に描かせるといったものでした。ダイゴは、若い女性が何を描いているのかは見えない状態で、同時に白い紙に自分も絵を描きます。
ここで!同時に二人が白い紙に描いた絵を公開するのですが、不思議な事に二人とも『葡萄の絵』を描いているのです。
ダイゴの本の中でも同様のパフォーマンスが付録のDVDで紹介されています。ここでは『自動車』を二人が描いていました。何度かDVDを見たのですが、からくりは解らなかったです。
テレビでダイゴが解説をしていましたが、まず彼の目標が『今日は葡萄の絵を描かせる』ということだと気がつきました。その目標に向けて、実に注意深く各プロセスにおける選択権を絞っていくのです。若い女性が『青色のマジックペン』を選択するように!
最後に私にとって多少違和感があったのは『青色からイメージする果物は葡萄ですよね』と言ってたことでしょうか?