アドラー心理学“嫌われる勇気”の著者、岸見一郎さんの記事(父親の介護の様子)が読売新聞に掲載されていました。
アドラー心理学は、オーストラリア出身の精神科医アルフレッド・アドラーが創始した。
『人は“原因”ではなく、自らの“目的”によって行動する。過去や周囲がどうであれ、自分が変わろうとすれば変われるとする考え方だ』
『怒りをぶつけたくなった時、相手とどんな関係を築きたいのかを考える。行動を支配するのではなく、相手に“お願い”する。聞くか聞かないかは相手が決める。これを実践するだけで、感情的になる頻度は確実に減らせます』
※編集後記
相手の言動にイライラしたり怒りを感じたりして、感情的になってしまう。これは、介護の世界だけでなく夫婦関係や子育てにもあてはまることだと思う。家族という距離は近すぎて遠慮がなくなってしまうのか、大切な友人には決して言わない言葉を投げつけ、関係を悪くしてしまう。配偶者や子供とも、いつかは別れの時が来る。だから今、共に過ごす時間を大切にしたいという岩見さんの言葉に深く共感した。
【嫌われる勇気】の本では
※課題の分離
※劣等感と劣等コンプレックスの違い等、
ひきこもり・赤面症を事例に興味深いことがたくさん書いてあります。