コーチングでは、『でも』・『しかし』といった言葉を“キラーフレーズ”と表現して注意を促しています。
理由の一つには、『でも』とか『しかし』といった接続詞の後には、“言い訳”が続くからなのでしょう!
言い訳とは、自分の失敗を弁解したり、身の潔白を証明することを指しますが、他にもいろいろな意味を持つようです。
辞書によれば、言い訳には『物事の筋道を明らかにして説明すること』『過失や罪を詫びること』といった意味もあります。
上司や部下、友人や知人、家族などから注意された時、素直に聞き入れることはなかなか難しいものです。注意をしてくれた人に食ってかかったり、自分の言い分を主張して、人間関係に亀裂が生じてしまう場合もあります。
言い訳の意味にもあるように、まずは『過失や罪を詫びる』謙虚さを持って注意を受け止めてこそ、その後の説明が相手に伝わり、筋道を明らかにすることにつながるのでしょう。
注意を受けた時には素直に受け止め、過失があればサッとあやまることのできる自分でありたいものです。