ナカナカ参考になります。
働く年数が増えてくると、だんだんと人に教える機会が増えてきます。
『どうしたらもっと上手に教えられるんだろう』といろんな本を読むようになったのですが、どの本を読んでみても『部下を伸ばすためにはとにかく褒めること』という内容が多いのです。
ただ、精神的にも若かった私は『こんなの無理だよ。褒めるところがない子も褒めなきゃいけないってことなの?』と友人にグチをこばしたことがあります。
すると友人は『褒めなくていい。認めればいいんだよ。例えば≪笑顔であいさつ出来るようになったね!≫って事実を口にするだけでいいんだよ』とアドバイスをくれました。
無理にいいところを見つけてベタ褒めするのではなく、『仕事を休まない』 『必ず時間を守る』と、出来ているところを認めるようにしました。
今でもそのスタンスは変わりませんが、人とのコミュニケーションを取るには、そうして相手のことを認めることが大前提なのだと思います。
“銀座の教え”という本のなかの一節ですが、私も共感しました。≪事実を認めること≫が大切なのだと思います。