《オーセンティック・リーダーシップ》

 リーダーシップのスタイルには様々なものがありますが、今日は“オーセンティック・リーダーシップ”について考えてみましょう。

 意味としては『ありのまま、自分のままのリーダーシップ』ですが、ポジティブ心理学の影響を受けています。2000年代に入って、アメリカの心理学者マーティン・セリグマン博士のポジティブ思考がパーソナル・コーチングの分野で採用されてきました。ポイントとしては、ある出来事をポジティブに認知するのか、ネガティブに認知するかによってワクワクしたり、逆にガッカリしたりするということです。私たちは、認知の違いよって色々な影響を受けているのです。

 脱線してしまいましたが、《オーセンティック・リーダーシップ》とは、自分らしさを貫くリーダーは、自らの目標に情熱的に取り組み、自らの価値観をブレることなく実践し、知識だけなく感情の面から人々を引っ張っていく、実りある人間関係を長期的に築き、自らを律することで結果を出す。すなわち、自分自身をよく知っているのです。(ハーバートビジネスレビュー、オーセンティック・リーダーシップより引用)

 要約すれば、
➊目標設定 ➋価値観 ➌コミュニケーション ➍自立心 ➎自己認識 の5つになるでしょう。

 まだまだ新しい考え方ですが、上記5つのポイントのトレーニングが今後重要になってくるでしょう。