昨日に引き続きアニメの「もしドラ」からメモに残した言葉について考えてみたいと思います。
今日は、《翻訳・通訳》について書いてみます。アニメの中では、野球部の監督の考えとか思いが、部員たちにうまく伝わらなくて誤解が起きておりました。結果的にモチベーションが低下して結果も良くないといった悪循環になっているのです。そこで登場するのが女子マネージャーなのですが、彼女は監督の考え方・思いを《翻訳》し部員たちに伝える役割を担うのです。その結果、組織内の風とうしが改善されていくのですね。
一般企業でも似たようなことが起きているのではないでしょうか?抽象的なトップの方針・考えが、ファーストラインの社員まで伝わっていないってことはないですか。ポイントは、中間管理職が女子マネージャーのように抽象的なトップの思いを《翻訳・通訳》して部下に伝えていくことなんでしょうね。
詳しくは、野中郁次郎先生の著書「知識創造の経営」にミドルアップダウン型組織として紹介されております。興味のある方は読んでみてください。
佐藤