「もしドラ」からの感想も4になりました。本は、250万部程売れているそうですし、来月には映画も上映さらるみたいですね。「ドラッカー」ブームなんでしょうか?
今日は、アニメを見てメモした言葉から《長所を組合せる》について考えてみたいと思います。組織・チームということを前提としますが、まずは組織・チームで大切なことは、ベクトル『方向性』を合わせることだと考えます。チームビジョン・チーム目標の設定ということになりますが、ビジョン・目標が示されることによってチーム員一人ひとりは『努力の方向』を知ることになるわけです。チーム員一人ひとりが一生懸命ひたいに汗をしながら頑張っていても、『ベクトル』がバラバラだと、一人+一人=0人といったようなことが起きるのです。みんな一生懸命頑張っているのにです。そこで、まずは『ベクトル』を合わせて、一人+一人=二人を実現させます。
いよいよ《長所を組合せる》になりますが、これは何を狙うかというと一人+一人=三人を実現させたいということなんですね。一般的には『シナジー効果』と呼びます。個人プレーでは出来ないことを組織・チームを動かしながら実現していきます。ポイントは、《長所・個性・違い》を大切にして組合せてることだと思います。チームリーダーの示すビジョンに対して、一人ひとりが『自分は何ができるか?』『自分の役割・使命は?』『自分のやってみたいことは?』を考えてチームビジョンにコミットメントします。時々見かけますが、数値目標をノルマ的に与えて『頑張れ・頑張れ』と尻をたたく、励まし型のマネジメントスタイルでは実現できないことは確かです。アニメの中では、病気で入院している野球部の元マネージャーが部員一人ひとりと丁寧に個別面談を実施してました。
今日は、ここまでにしたいと思います。
佐藤