人材開発といった視点から企業を見た場合、一般的に『人材開発という発想のなさの問題』が見えてきます。もう少し具体的にいうと、技能訓練中心の教育に偏っており能力開発的な機会が少ない為に、ミドル階層の思考力と問題解決のスキルが不足しているように感じます。
コーチングの立場で目指すべきものは、【潜在能力の発揮】にあります。一部では、人は生涯かけて【潜在能力の3%しか使っていない】と言われています。実にもったいない気がしますが、いかがでしょうか。潜在能力の発揮を妨げているものは、いったい何なんでしょうか。
私たちは、自分自身の潜在能力の発揮を制限しているものを《メンタルブロック》と表現しています。メンタルブロックには4つあります。
①習慣【昔からのやり方に頼り、新しいことを避けようとする】
②態度【目標や課題に対して消極的になり、出来ない理由を探そうとする】
③思い込み【固定観念や思い込みが強く柔軟な考えが取れない。頑張っている限り成果が出なくても仕方ないと考える】
④期待【自分にはこれくらいしか出来ないという低い期待感】
以上のようなことがブレーキとなり、自分自身の能力や可能性を充分に出し切っていないことは確かなようですが、あなたはどうですか。
次の質問に答えてみてください。
※あなたが伸ばしたいと考えている習慣・態度は何でしょうか?
※あなたが矯正したいと考えている習慣・態度は何でしょうか?