《戦略プラン》

 戦略プランを策定するにあたって“マインドマッピング”の手法が有効です。マインドマッピングについては、以前に紹介しましたが、センターに≪キーワード≫を記入してスタートすることになります。そのキーワードから放射線状に枝を延ばしキーワードに関連する言葉を枝上に書き込んでいきます。トニープザンが本にしていますが、問題点・課題に対して深く考えたり絞り込んだりする際に“全体的” “視覚的”に整理することが出来るので結構役に立ちます。

 例えば、戦略を考える際にまず二枚の紙を用意して1枚には【現状のマインドマップ】もう1枚には【ビジョン・理想のマインドマップ】を作成します。通常は複数の人たちで実施しますので、現状とビジョンについての共通項について整理します。

 次は、現状とビジョンについてのギャップ分析を個人的に、そしてチームとして多元的に検討し相違点をリストアップしていきます。

 最後にギャップを埋めるために今後取組むべきことを“アクションプラン”に落とし込むことで完了です。

 一連のプロセスをチーム全員で実施することで“ビジョンが共有”されていきます。