『ナンバーワンよりオンリーワン』という言い方があります。
競争社会を生きる私たちにとって『ナンバーワンではなくても、オンリーワンであればいい』というメッセージは、励ましでもあります。
ところで、この『ナンバーワン』と『オンリーワン』は、どのようなことを意味しているのでしょうか。
正反対の性質を持つというよりは、むしろ同質の『見方を変えた言葉』だと捉えることができそうです。
周囲との切磋琢磨を繰り返し、ナンバーワンを目指す。結果的にはそうはならなくとも、その過程は紛れもないオンリーワンというのが本来の姿です。
それを『ナンバーワンを目指すのは大変だから、オンリーワンでいいや』という消極的な姿勢に捉えてしまっては、オンリーワンにもなれないでしょう。
勝ち負けそのものが目的になるような過剰な競争は避けたいものですが、競いあうことで成長があることを忘れずにいたいものです。
職場の教養より