甘利経済財政大臣は、今秋にも再開を予定する「政労使協議」で、政府の新たな成長戦略に盛り込まれた、仕事の成果で給与を決定する≪脱・時間給≫の新しい働き方をテーマにする考えを示しました。
東京都内で記者団に対し、『新しい働き方の理解を進めていく場になるなら、再開してもいい』と述べたようです。
給与制度の歴史を振り返ってみれば、
※年功給 時間=お金(給与)
※職能給 能力=お金(給与)
※成果給 成果=お金(給与)
以上のような考え方で給与制度が発展してきました。
今は、多くの企業は等級別に“下位等級社員”に対しては《時間=お金》という評価軸を中心にして、“中位の等級社員”に対しては《職務能力=お金》という評価軸を中心にして、“上位等級社員”に対しては《成果=お金》といった評価軸によって給与が決定されていることと思います。
政府の考える《脱・時間給》とは、いったいどのようなものなのか興味がありますね!