ネットの記事で気になる内容のものがありました。
【NECは新卒1000万円 NTTは1億円 研究者待遇】
新卒の1000万円は年収ということですが、最近の大卒の初任給の月額が21万円とすれば、年収で330万円程度になります。従って1000万円というのは、実に三倍ですからインパクトがありますね。記事によると、今年の10月からの人事制度改定により、新入社員でも1000万円以上の年収を得られるようにするようです。本給・手当・賞与で、どのようにコントロールするのか興味深いところです。
一方のNTT 1億円のほうは、現在日本国内のエキスパート研究者で年収2000万円程度の水準だが、米国並みにスター研究者には年1億円以上の報酬を出す用意があると澤田社長が語ったとあります。
この2つの事例は、今の日本の人手不足と優秀な社員の離職といった問題が如実に反映されていると感じました。
1000万円とか1億円を用意できない中小企業は、どうしたらようのでしょうか?悩ましい問題です。