《言語心理学》

 『LABプロファイルで人を動かす』という本を最近読みました。本の帯に【刺さるコトバがすぐに見つかる】と書いてあり、思わず買ってしまったのですが、色々と興味深いことが書いてありました。

 以前“メラビアンの法則”に関して書きましたが、まずは再確認から!
 コミュニケーションにおいて、人が相手のどこに影響を受けるかを調べたデータによると・・・・
※視覚情報(見た目)    55%
※聴覚情報(声のトーン等) 38%
※言語情報(話の内容)    7%
 このようなデータを示すと、『話の内容は7%の影響しかないのであまり重要ではないのか?』と解釈してしまう方が多いのですが、本当にそうなのでしょうか。

 それでは、ちょっとあなたの周囲で聞こえている音に意識を向けてもらえますか?
 どんな音が聞こえているでしょうか?
 エアコンの音?
 自動車の音?
 周りのガヤガヤした音でしょうか?

 どうでしょう。
 この通りに文章を読んだ方は、周りの音に意識を向けたのではありませんか?私の誘導のままに・・・・。
 もし、その通りであれば、私は言葉だけであなたに影響を及ぼしたことになります。
 『つまり、言葉一つで人を動かすことが可能となるわけです』

 今回読んだ本は、『影響言語』について触れていました。