最近のテレビコマーシャルで『今でしょ!』と言ってる予備校の先生が話題になっているようですね。賛否は色々とあるようですが、ちょっと新しいコマーシャルの切り口に感心しています。
私が、初めてこのコマーシャルを見た時に注目したのは『でも』『しかし』という言葉でした。コーチングでは、『キラーフレーズ』と呼ばれています。自分自身との対話、いわゆる“セルフトーク”では、『でも』『しかし』という接続詞の後には《言い訳》《出来ない理由》等、自分を正当化する言葉が続きます。結果的に消極的な自己イメージがつくられて、行動を回避するということにつながっていきます。
他人との会話の中でも、『でも』とか『しかし』という言葉を頻繁に使う人がいます。私は、こういう人との会話はどうも苦手です。表現を変えると“疲れてしまいます”。私が話したことをことごとく否定されたような気がしてしまうのです。仮に反対の意見だったとしても、一度受け入れてもらってから、自分の考えを説明してくれると随分と印象が変わると思うのですが、いかがでしょうか?
『佐藤さんの考え方は理解できます。例えば、このような視点から私は逆に・・・・・と考えるのですが』etc.
最近、お客様の所で数十名の社員の個別面談を実施しながら、色々と考えておりました。