読売新聞に“コンビニ新時代”の記事が掲載されていましたので御案内します。
コンビニ最大手セブンイレブンは、ほぼ毎日、昼食時間帯に会長の鈴木敏文、社長の井坂隆一らを交えて弁当やおにぎりなどの試食会を開く。新商品の候補を鈴木らが実際に食べ、批評するだけに、見守る関係者は緊張感に包まれる。
セブン専用の『わらべや日洋』は、セブンが求めるおにぎりの『手作り感』を出すため、専用の機械を導入した。炊きあがったご飯を厚さ1センチのシート状に伸ばして、折りたたみながら具材を包む方式で売上増につなげた。
セブンの日販約67万円のうち、自社製食品の売上高は約26万円に達する。ローソンは日販55万円のうち自社製18万円、ファミマは約52万円のうち約17万円だ。この差が日販の差になる。
・・・・・セブンは何故強いのか・・・・・・
約170ある委託先のうち『わらべや日洋』など約9割はセブン向け専用工場だ。そのため厳しい要求を受けても、臨機応変に対応できる。他のコンビニチェーンはセブンに比べて専用工場が少ない為融通が利きにくい。
セブンを追いかける業界2位のローソン、3位のファミマは独自の戦略で多様化する消費者の好みをつかもうとしている。
毎日コンビニを利用するという都内の会社員、藤田麻美(25)さんは、『おにぎりや弁当はセブンが一番おいしい。健康的な食事をしたいときはローソンに足を運ぶ。ファミマのフライドチキンは大好物』という。
数年前に、グループの研修会で『わらべや日洋』の常務さんにお出で頂き講義を受けました。食べ物に対するこだわりを強く感じたのを記憶しております。焼き鳥に炭を使っての香りづけに苦労しているお話が印象に残っています。