《牛丼業界は?》

 学生時代にゼミの課外研修で“牛丼の吉野家”さんのコンピュータールームを見学して早40年が経過しました。当時は吉野家さんも飛ぶ鳥を落とす勢いで、私もお腹をすかせてはお店に飛び込み腹を満たしていました。感謝です。
 
 見学したコンピュータールームは、今のパソコン一台分にも相当しないレベルのものを一定の温度で空調を管理して、電算機が広いスペースを占領していました。私の記憶では、全国に点在している各店舗の売り上げを本部で電算機によって集中管理しているということだったようにおもいます。

 当時の牛丼一杯の値段より40年経った現在のほうが安いです。まったく驚きですが、今期の牛丼大手3社の中間決算が発表されていましたので見てみたいと思います。

      すき家  吉野家  松屋 (単位 億円)
 売上高   2515 889 397
 
 営業利益   11 17 6

優良な企業の営業利益率を仮に3%とした場合に、2500億の3%は75億円になります。アルバイトの時給が1000円以上に達し、牛肉の市場価格は1年前に比べて1.4~2倍に達しているといいます。厳しい経営を強いられていますね。