時々マスコミで《ふるさと納税》が取り上げられています。つい最近も山形県天童市の例が紹介されていましたが、フルーツ等の特典に惹かれて利用する方々が多いのでしょう!特典のフルーツが追いつかないといった様子でした。
今日は《ふるさと納税》についてシステムを確認してみたいと思います。
ふるさと納税は、出身地や応援したい自治体に【寄付】をする制度です。その【寄付】がお得に見える理由には二つあります。
一つは、税が軽減される点です。寄付金のうち2千円を超える部分が所得控除されますので、所得税の還付等を受けることができます。(所得に応じた上限あり) 但し、税軽減の適用を受ける為には確定申告が必要になります。年内に寄付をすれば来年の確定申告で税の軽減を受けられるので、この時期は関心が高まります。
もう一つは、寄付した人に自治体が用意する特典です。地元の特産物等が多いようですけど、肉・魚・米・果物と美味しそうなものがネット上に紹介されています。数千円の価値がある特典も多く、実質出費額以上の場合もあり、寄付したのに『もうけ』が出る場合があったりします。
11月に地震に見舞われた長野県白馬村に対して、2500万円もの寄付が申し込まれたとの記事がありました。これは国民の善意が形になったものと思いますが、《ふるさと納税》ちょっと面白い制度ですね。