《約束を守る》

 船井幸雄氏の本より

 船井は、今までの40年間に約束を破ったことは、7回しかないと言います。そのうちの4回は約束の時間に遅れたことだそうですが、その遅れた時間も、5分以内のことだったそうです。ちなみに後の3回は、講演を依頼された日に、お母様が亡くなって葬式の喪主を務めた時と、体調不良で一切声がでなくなってしまったときが2回ほどあった時のことです。

 現在は、携帯電話が普及し、ひと昔前までには考えられないくらいに便利な世の中となりました。

 しかし、その弊害として、携帯電話があるから約束の時間を守らなくても良い、というような認識ができてしまっててるように思います。

 こだわらずに生きる、という船井の哲学を少し聞くだけでは、彼は自由奔放に生きているように誤解してしまいますが、船井は決めた約束や決まりごとは必ず守るという特性を持っています。

 約束を完璧に守るということは簡単なことで難しい。

 船井の魅力の秘訣は、その約束を必ず守るということから発生する絶対的な信頼性からも来ているように思います。

 ひとひひとつ、自分で決めた簡単な約束でもいい。

 まずは、『朝何時に起きる』というところから、約束を守ることをはじめてみませんか!

 船井幸雄氏の秘書  兒玉裕子さんのコメントです