読売新聞の記事より
『ご両親は了承しているの?』・・・・・。採用選考で学生に内定を出すとき、保護者の意向を気にする企業が増えている。保護者の反対を理由に内定を辞退する学生が少なくないからだ。
採用支援会社ネオキャリアが7月、東京都内で開いた企業の採用担当者向けセミナー。講師の篠原さんは『学生に内定を出す場合、入社の意思について【オヤカク】(親への確認)が必要なケースがあります』と説明した。
同社が昨年9月、就職活動中の大学生150人に『第一志望の会社への就職に親が賛成しなかった場合どうするか?』を聞いたところ、女子の12%、男子の6%が『親の言うことに従って、その会社には就職しない』と回答した。
篠原さんは、『最近の学生は、就職先を決める際、親を含め世話になった人が喜ぶ結論にしたいと考えているようだ』と分析する。実際に保護者の反対で、内定を辞退するケースが少なからずあるという。このため、事前に保護者の意向を学生に聞くほか、内定者の保護者向け説明会を開く企業もあるそうだ。
反対の理由としては、自分が名前を知っている企業でないと抵抗感を持つ保護者が多いらしい。
私たちが就職活動した時代と随分と変わったものですね!