人事考課のステップは次のように進めていきます。
第1ステップ
人事考課シートに基づいて、自己評価を行います。
第2ステップ
上司が1次考課を行います。各部下の行動記録簿を振り返りながら1次考課を決定します。目標評価を中心にしつつも、目標外の業務における貢献度なども考課することが必要です。
第3ステップ
1次考課者同士で、その内容を突き合わせる、考課力調整会議を行います。1次考課者が集まり、お互いの評価結果を披露して、評価の根拠となる事実と判断を相互に吟味します。異論がある場合には、納得がいくまで議論を行います。この議論を通じて、評価の偏りを防止します。
第4ステップ
2次考課が終わったら、部門ごとの甘辛を調整した上で考課結果を確定させ、最後に直属上司から部下に結果をフィードバックします。
以上の手続きを通じて、組織としての考課を決定します。