今日、日曜日は“サザエさん”がありますね。その中で、『七等分の天才』という題の話があります。
目の前にケーキがあったとします。そのケーキを七人で食べる時に、うまく同じ大きさで取り分けるには、どのようなやり方があるでしょう!
サザエさんの弟カツオは、パームクーヘンでも、羊羹でも、メロンでも、何でも器用に七等分に切り分けます。
『手品みたい!』『定規を使っているの?』と皆、不思議がりますが、『うちは七人家族だから、身体が覚えているんだよ!』と、カツオは得意げです。
番組の後半で、七等分の秘密が明らかになります。実は、カツオは普通に八等分に切って、そのうちの一個をこっそり隠していたのです。残りの一個は、後でこっそり食べるか、飼い猫のタマにあげていたのかもしれません。
悪知恵といえばそれまでですが、こうした機知が物を言う場面は、人生でも多くあるでしょう。固定観念を捨て、柔軟に物事に向かう時、カツオのように思いがけない妙手が生まれるかもしれません。
職場の教養より