《改善のチャンス》

 職場の教養より

 一つの物事を、地道に継続していくことは大切です。しかし、どんな物事でも、惰性やマンネリを感じる時は必ずあります。

 例えば、いくら卵が好きでも、目玉焼きばかり食べていたら、飽きてしまいます。卵自体にも嫌気がさして、感謝の気持ちさえ薄れてしまうかもしれません。

 その時に、味付けに工夫したり、別の調理法で卵を食べるようにすれば、マンネリから脱出することができます。料理の歴史そのものも『こうしたらどうだろう?』という工夫から、様々なメニューが生み出されてきたのでしょう。

 子供たちは、同じ遊びに飽きてくると、試行錯誤の末、新しい遊び方をつくり出すものです。柔軟に頭を回転させ、いろいろなアイデアを出し、以前とは違う方法を試すことで、新たな発見をすることができます。

 マンネリを感じた時こそ、改善のチャンスです。より良い方法を見つける時期が来たのだと捉えて、今までとは違うやり方にチャレンジしてみましょう。

 毎朝の朝礼もその一つです。