萩本欽一さんの“教えないのススメ”
50歳になった時から『これからどうするの』と未来のことを聞かれたら、『教えない』って答えるようにしている。これはおすすめ!
実際には何も考えていなくてもいいの。でも、これを言われた相手は、『おや、何かすごいことを始めそうだな』と受け取ると思うんだ。周囲から『何かやりそうだ』と思われるってちょっとワクワクして気持ちいいよ。それに自分でも、まるで何かすごい計画があるかのように錯覚できる。
50歳を過ぎると、多くの人が、『定年後はどうしよう』とか『今の生活を変えなくちゃいけないな』と考えるだろうし、家族から聞かれることもあるでしょう。
そんなときは『教えない』って答えようよ。そして『今自分には秘密の計画があるんだ』と思い込んでみる。そのうちに何か見つかるはず。それが、50代以降を楽しむコツだと思う。
コント55号を見て育った世代としては、中々含蓄のある話です。