このブログでも、時々ふれています【人事考課・レベル3】について考えてみたいと思います。
一般的に使用されている人事考課シートは
※考課要素 管理能力 量的実績 規律性 協調性等
※等級別ウエイト 各等級ごとにウエイト調整を行う
※評価内容 考課要素ごとに5段階レベルを文章で表現している
まずは被考課者が、考課要素ごとに表現された評価内容を読んで自分の主観でレベル1~5を選択し自己評価します。次に同じような手順で上司が考課要素ごとに部下のレベルを1~5のいずれかを選択して他者評価します。問題は、文章で表現された評価内容を読んだ時の各人の理解の差が出るということです。いわゆる【考課エラー】甘・辛とか考課ギャップと呼ばれるものです。悩ましいです。でも、人間だから必ず起きるのです。
これといったうまい対策が中々見つからないのですが、私は考課要素ごとにレベル3(普通)を考課者に考えて貰うようにしています。そうすると、レベル3の指標とかチェックリストとか思ってもいなかった資料が出来てきたりして、とても勉強になることがあります。
9月は、上期の人事考課の時期ですね。我が社の【人事考課レベル3】を考えてみる良い機会かもしれません。チャレンジしてみては!