意識レベル・無意識レベルについてはご存知でしょうか?
私は、意識レベルと無意識レベルについては【氷 山】の絵を描いて説明をします。そして、氷山が海水面から出ていて見えている部分を【意識レベル】、海水面の下で沈んでいて見えていない部分を【無意識レベル】と話します。まずは、ボリューム感を伝えたくて氷山を例にします。ある説によれば意識レベルは全体の数%であり、ほとんどは無意識レベルなのだそうです。そして、私たちの行動は、無意識レベルによってコントロールされています。
それでは、無意識レベルにはどのようなものが保管されているのでしょうか。例えば、【行動習慣】 【思考習慣】 【セルフイメージ】 【言葉】等が、意識レベルの知覚活動を通じて蓄積されています。習慣というのは便利なもので、最初は意識しないと出来ないのですが、何度も何度も意識して繰返すことで無意識に出来るようになります。無意識で出来るようになったことを意識してしまうと逆に変なことになったりします。また“自分はこうなんだという思い込み”も、セルフイメージとして保管されています。
問題なのは、無意識レベルの習慣やセルフイメージは、否定されたり・修正されることなく素直にそのまま実行(実現)されてしまうということです。たとえ誤っていたとしてもです。そこで重要なことは、無意識レベルの中に【望ましい習慣】や【理想のセルフイメージ】をどのようにして落し込んでいくかということですが、それは、イメージ化とビジュアル化によって可能になります。
セルフコーチングでは、アファメーションというスキルを使って実行します。
アファメーションについては次回に書いてみたいと思います。