《姿勢と感情について》

 Pℎaさん著“知の整理術”からご案内します。

 僕らがよくやるのは「やる気がしなくても、とりあえず机に向かってノートを開く」というものだ。

 物理的な姿勢というのは気持ちに影響するもので、机に向かってノートを開くとちょっとやる気が出てくることがある。

 僕らは普段、やる気があってそれから行動が起こると思いがちだけど、実際は行動を起こすとそのあとからやる気がわいてくる、(側坐核という部分が影響している)ということが脳科学では言われている。だから、とりあえず場所を移動したり姿勢を変えてみたりするのがいい。

 もし机に向かってやる気が出なかったら、何もせずに、机に向かってしばらくだらだらしていよう。ノートを開くのもつらいときは、ノートを持つだけでもいい。少しずつ体を慣らしていこう。水風呂に入るときと同じだ。

※つらい時には、笑ってみよう!といった言葉を耳にすることがあります。形から変えてみることも大事なことかもしれません。