もしドラから7

 今日は、目標管理制度について少し掘り下げて考えてみたいと思います。どのようにして運用していくのか、というシステム的な部分になるかと思います。アニメ『もしドラ』からは少しはずれてしまいますけど。

 まずは目標管理制度のスタートは、《ビジョンビルディング》ということになりますが、これは一般的には《中長期事業ビジョン》として、『私たちは何を実現したいのか?』『私たちは何に貢献しようとしているのか?』『私たちはどこに行こうとしているのか?』というような質問に答えを出して頂くような感じで《中長期事業ビジョン》を創り上げます。次は計画になります。一般的には《中長期戦略計画》です。《中長期事業ビジョン》を実現するための計画ということですが、『商品戦略』『顧客戦略』『エリア戦略』『人事組織戦略』『業務開発戦略』等といったような切り口で策定していきます。ここまでが、中長期のビジョンと計画です。だんだん難しくなってきましたね、もう少しですのでお付き合いください。

 次は、いよいよ短期(1年間)チャレンジ目標の設定とプロセス計画になりますね。大切なことは、《中長期事業ビジョン》と連鎖していることでしょうか!《中長期事業ビジョン》の実現の為に短期チャレンジ目標があり、短期チャレンジ目標を実現する為にプロセス計画があります。是非この位置関係を意識し大事にしてほしいと思います。

 今日最後締めの言葉です。
 「今、結果・成果が出ていないということは、今が悪いわけではない。過去に打った手が効いている、効いていないということ」
 「結果の前にプロセスがある。プロセスの質を高めていかないと、良い結果は望めない」

 戦略と結果には、『タイムラグ』があるということ。『プロセスの大切さ』でした。