私の好きな言葉に“微差が大差”がありますが、今日は、毎月頂くダスキンの『喜びのタネまき新聞』の記事からご紹介します。
今年の夏、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が1年延期で開催されました。
コロナ禍での開催となり、無観客で行われたため通常とは違う状況となりましたが、数多くの競技が一斉に行われるのはオリンピック・パラリンピックの醍醐味です。私自身もスポーツ観戦が好きなので、種目に関係なく多くの競技をテレビ観戦していました。
団体戦、個人戦、それぞれ競技ルールの違いよって勝敗の行方が決まります。どの競技を観ても各国の選手が5年間の集大成として、メダル獲得に向けて頑張っている姿に感動しました。
なかでも、水泳や陸上の短距離競技では100分の1秒差で順位が決まるシーンがあり、その差を縮めるために選手は日夜努力されているのだと思うと、改めて胸に迫るものがありました。
ほんのわずかな差であっても、日々研鑽を積み重ねたことが成果となって表れるのは、私たちの日常生活でも見習うところがあると感じます。
誰もが与えられた時間は同じで、同じスビートで時間は過ぎていきます。時間を大切にし、何事にも『100分の1秒だけでも成長しよう』と努力することが、人生を豊かにしていく一つの方法だと学びました。
※株式会社 ダスキン社長 山村輝治