その他」カテゴリーアーカイブ

《ゲシュタルトの祈り》

私は 私のことをする

あなたは あなたのことをする

私は 何もあなたに気に入られるために生まれてきたわけではない

あなたも 私に気に入られるために生きているわけではない

あなたは あなた

私は 私

もし二人が出会うとしたら それは素晴らしいことだ

もし出会わないとしても それは仕方のないことだ

※ゲシュタルト・セラピーの創立者、フリッツ・パールズは、ワークショップの始めに、全員でこの詩を唱和したそうです。
親子・夫婦・上司と部下などの人間関係で、見返りを求めない潔よさが自分を自由に解放してくれるのでしょうね!

《たった十分の積み重ね》

 7月3日(月曜日)本日の職場の教養から

 『数人で行うべき業務を一人でこなす』という話が、様々な業種で聞かれる昨今です。一人で仕事を抱える人の重責は、並大抵のものではありません。以前できていたことができなくなり、ストレスを溜めてしまう人もいるでしょう。

 映像制作会社に勤務するAさんもその一人です。あれもこれも仕事が舞い込んでくる中で、実益と趣味を兼ねた読書の時間がまったく取れなくなったのです。

 “このままでは自分がまいってしまう”と危機感をおぼえたAさんは、発想を変えてみました。どんなに忙しくても、『毎日10ページだけ読書する』という新しい挑戦を始めたのです。

 時間にしてたったの十分ですが、300ページの本なら、1か月で読み終わります。1年続ければ、12冊の本を読むことができます。読む本の数は半減しましたが、ストレスはかなり軽減できた上に、業務の効率も上がったといいます。

 自分の置かれる環境は、自分ではどうにもできないことがあります。それならば意識を変えて、これまでとは違う見方、やり方に挑戦してみましょう。

 

 

《新年度スタートしました》

 4月も中旬を過ぎました。新入社員さんを向かえて教育や業務の指導に日々追われていることと思います。そこで、教育や指導に関連する考え方を今日は書いてみたいと思います。

 まず、一つ目は【知識とスキル】についてですが、業務を遂行する上で知識とスキルの取得は重要な能力要素です。そこで知識とスキルの確認に当たっての留意点です。

 【知識は質問することで確認ができます】・・・相手に質問をしてみて正しい答えが返ってくれば知識を持っていることになります。

 一方スキルのほうは、【実際にやってもらうことで確認できます】・・・やらせてみて手順通り的確に出きれば良いですね。

 重要なことは、実際に出来ることだと考えます。

 二つ目は、【正しい行動習慣】です。人は、良かれ悪しかれ色々な行動を“習慣”としています。習慣というのは、色々な行動を“無意識”に出来ることを言います。例えば、車の運転や靴ひもを結んだりする行動です。習慣は、ある行動を意識して繰り返すことで形成されていくものです。

 もし気になるような行動習慣を矯正したいのであれば、最初は気になる行動習慣を意識して望む行動習慣に変えて、何度か繰り返し・繰り返し実行することで、望む行動習慣に書き換えることが出来るのです。時間的には4週間~6週間必要だと言われています。 

 新人社員の教育の参考になれば幸いです。

《新年度を迎えて》

 29年度がスタートしました。3月決算が多い、医療・福祉法人のお客様中心なので弊社も気持ちを引き締めてスタート致します。

 当面の課題としては、労働力不足に対してどのような手を打つかでしょうか!

※魅力的な賃金水準
 新卒者・中途採用者に対して他者と比較して見劣りしない賃金水準と給与体系の設定。
 医療・福祉では、賞与が年間4.5ヵ月支給されている法人もあり月額提示だけでなく、年収ベースでの説明も丁寧にしたい。

※休日を含む福利厚生環境
 今、若者たちが求めることの上位に休日日数があります。誕生日休暇・リフレッシュ休暇・永年勤続休暇などの検討が必要かもしれない。

※離職防止に向けて
 せっかくご縁があって、働き始めた職員が退社していく。とても残念なことです。
 ミドル階層の教育(育成のしかた・評価のしかた・能力のみかた・目標の与えかた)
 年一回のトップ面接の推進

 新年度は、効果的な組織運営実現のために【問題の抽出・課題設定】をお客様と一緒に考えていきたいと思います。

 新年度も宜しくお願い致します。

 

  

《無事セミナーが終了しました》

 11月18日仙台市・アエル 特別会議室での【人事・経営セミナー】が無事終了いたしました。

 ご参加頂いた方々、講師の吉田施設長様、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 次世代リーダー研修・ファシリテーター研修・個別面接等社内研修の運営と離職率等のデータを公開して頂きまして大変参考になりました。離職率の改善については、即効性は期待できず、対策と効果とのあいだには“タイムラグ”があることを実感いたしました。離職率33%⇒26%⇒21%⇒本年の現在まで4%と改善の足跡がよくわかりました。

 受講していただいた方からも切実な質問がたくさん出たように思います。今後の施設運営に役立てて貰えたらと感じています。

 今後とも宜しくお願い致します。お疲れ様でした!
 

《常盤福祉会様、40周年お祝い申し上げます》

 今週は、月曜日(11月7日)【常盤福祉会様の40周年祝賀会】に出席してきました。

 当日は天候にも恵まれて、もみじが紅葉で綺麗だった仙台のホテルメトロポリタンで開催されました。村井宮城県知事・柴田町長・大河原町長・福祉関係者等たくさんの来賓がお出ででした。

 途中ボランティアの方々への感謝状の贈呈と永年勤続職員の表彰がありました。

 2時間の祝賀会でしたが、食事を取りながら社交ダンスやアトラクション等があって“アッ”という間の時間でした。

 福祉の業界も色々な課題がありますが、今後50年・100年と継続する組織であることを祈念しております。

 当日は、大変お世話になりました。感謝申し上げます。

《休日の社内メール自粛》

 読売新聞の記事より

 土日も仕事のメールをやりとりするため、気持ちが休まらず、ストレスをためている会社員が少なくない。きっちり休みを取らせるために、勤務時間外のメールの自粛を呼びかける企業が出てきた。無駄なメールを廃して業務を効率化するのも狙い。海外でも同様の動きがあり、『つながらない権利』として話題を呼んでいる。

 都内の不動産会社に勤める女性(31)は、『私の職場では、週末に上司から来るメールやラインの連絡に困っている人が少なくない』と話す。『すぐに対応しなくてはならないメールと、そうではないメールが混在しており、とりあえず全部読まないといけないのでストレスがたまる』こういった悩みを持つ会社員は少なくない。

 システム関発会社『電通国際情報サービス』の『BANK・R営業部』でも土日に、部員間でメールを多数送りあっていた。『出張先や自宅から、週末でもリポートを社内関係者に出すのが、習慣化していた。さらにメールが届いたら常にチェックしないといけないという不文律を、自分たちで勝手に作ってしまっていた』と部長の安広征太さん(49)。土日に受け取るメールは、一般社員でも15~20通に上がった。

 しかし昨年、人事部の勧めで働き方を営業部内で話し合ったところ、土日のメールが論点に浮上。試しに『各自の判断で緊急性のないメールを自粛』としたところ、安広さん自身、意外と困らないことが分かったという。

 『土日のメールは激減した。ちゃんとリフレッシュできるようになったからか、本来必要としていた創造的なアイデアが部員達から出てくるようになった』と喜ぶ。

※業務改善の視点で大切なことと感じました。 
 

《編集手帳》

 読売新聞の“編集手帳”から

 横綱双葉山の70連勝を阻んだ安芸ノ海に逸話がある。
 
 師匠(出羽海親方)はさぞかし喜んでくれるだろう。意気揚々と部屋に戻ったが、二コリともしてくれない。

 やがて師匠が言ったという。『節男(安芸ノ海の本名)、勝って騒がれる力士より、負けて騒がれる力士になれよ』 相撲に限らず、むずかしい注文である。偉大な記録そのものよりも、記録を産み落とす苦しみのほうに照明のあたりがちなその人は、生けるお手本かもしれない。

 その人こそ、大リーグで3000本安打を記録したイチロー選手である。のこり二本に迫ってから、無安打が7試合続いた。

 苦しかったという。『誰にも会いたくない時があった』と、偉業を成し遂げた後の記者会見で語っている。『僕も、切れば赤い血が流れる。緑ではない』とも。打って当たり前、打たないことで騒がれる過酷な宿命を背負った人の“肉声”だろう。

 サラリーマン川柳の旧作にある《打てぬ日もあるイチローを好きになり》。あの天才にも悩める日があるのだもの、凡才の俺が落ち込むまいぞ。驀進して世を酔わせ、足踏みして世を慰める。

 希有の人である。