コーチング」カテゴリーアーカイブ

《聞く力》

 阿川佐和子さんの『聞く力』という本が、ミリオンセラーになったようですね。残念ながら私はまだ読んでいませんが、本の紹介に次のようなことが書いてあります。
 『相槌をケチらない』 『分かります』は禁句 『楽しそうに聞く』 『事前に用意する質問は3つまで』 興味が湧いてきます。

 確かにコミュニケーションでは、『相槌をうちながら聞く』ことは大切なことだと感じます。聞き手が『なるほど』とか『うむ、うむ』と言いながら、かるく頷いてる場面の会話は盛り上がっているような気がします。
 少しズレるかもしれませんが、行政書士業務も行っている関係で《ある裁判の傍聴》に行ったことが有ります。裁判の内容は忘れてしまいましたが、今でも強く記憶に残っているのが『弁護人』の相槌です。被告人の話すことに対して【絶妙のタイミング】で相槌を打つのです。傍聴席の私でもその相槌に引き込まれそうになりましたから、きっと『裁判官への印象』も強いものがあったのかな!と思います。
 難しいことだとは思いますが、言葉とか反応だとか質問を意識してコントロール出来るようになると《良好な人間関係》を築くことが出来るのでしょうね。
 ただ、相手を操作・コントロールしようといったような【少々行き過ぎ感のあるコミュニケーションスキル】は、如何なものでしょうか!

 『分かります』は禁句 って? 本を読んで確認してみたい気がします。

《思考が現実化する》から

今日も“思考が現実化する” ナポレオン・ヒル著 から一編の詩を紹介します。

負けると思ったらあなたは負ける
負けてなるものかと思えば負けない

勝ちたいと思っても
勝てないのではないかと思ってしまったら
あなたは勝てない

負けるのじゃないかな、と思ったらあなたはもう負けている
というのも、成功は人の考えから始まるからだ
すべてはあなたの心の状態によってきまるのだ

自信がなければあなたは負ける
上に登りつめるには高揚した精神が必要だ

人生の戦いに勝つのは
必ずしも最も強くて、最もすばしっこい人ではない

最終的に勝利を収めるのは
“私はできる”と思っている人なのだ

“できると思い込むか” “できないと思い込むか” このちょっとした差が大きいのでしょうね!

《五〇セントの教訓》

 『思考は現実する』ナポレオン・ヒル著から

※五〇セントの教訓
 ある日の午後、大農場を経営していた伯父の粉挽き小屋の扉が静かに開き、黒人の小作人の小さな娘が入ってきた。
 伯父はその幼い女の子に目をやり、荒っぽく聞いた。
『何の用だ』と、
 女の子は弱々しい声で答えた。
『ママが五〇セント貰ってくるようにって言ったの』
『あー、ダメ、ダメ。さっさと家に戻るんだ』
『はい』
と彼女は返事をすることはしたが、いっこうにその場を動こうとはしなかった。伯父はそのまま仕事に気をとられていたので、彼女がそこを立ち去らずにいることに気づかなかった。それで再び顔をあげた時、彼女がまだそこに立っているのを知り、思わずどなりつけた。
『家に帰れと言ったのがわからんのか。早く行かないとこらしめるぞ!』
その女の子は、また『はい』と答えた。それでも彼女はそこを動こうとはしなかった。伯父は小麦の袋を床に置くと、そばにあった天秤棒を手に取り、けわしい顔つきで彼女のほうへ近寄っていった。それは、気の短い伯父がその子に今にも襲いかかるのではないかと思わせる勢いであった。
 ところが伯父が彼女に近づく前に、彼女の方が先に一歩踏み出し、そして伯父を見上げて、甲高い声でこう叫んだのである。
『ママはね、どうしても五〇セントがいるの!』
 伯父は立ちすくんで、しばらく彼女の顔を見つめていたが、やがてゆっくり天秤棒を床に置いた。そして何とポケットから五〇セントを取り出して彼女に渡したのである。 
 

《コーチングについて》

 コーチングのテーマは『変化』です。
 “人も組織も好むと好まざるにかかわらず永遠の変化が必要である”といった考え方ですが、この変化のプロセスを確認してみたいと思います。

 【ステップⅠ】 戦略アセスメント、戦略ビジョン構築を通して次のことを行う。
 ①現状をつかみ
 ②組織の目標、ビジョンを決め
 ③かかるコストと利益を明確にし
 ④つぶすべき障害を見つけ
 ⑤成果の測定を定義づける

 【ステップⅡ】変化の哲学は、深層心理学に基づく
 ①企業組織は、世の中に開放された機構であるが外からの干渉から逃れ、自らを守る努力をする
 ②意義ある継続的変化は、まず内面より起こり外に現れるものである

 【ステップⅢ】変化に対する教育
 ①望ましい変化とするためのスキル
 ②また、変化が可能であり、しかも望ましいスキル

 【ステップⅣ】アプローチ
 ①変化の必要性に気づかせる
 ②不安のない環境、干渉への抵抗を消えるようなコーチング
 ③個人のリーダー才能を磨き、ファシリテーターに養成する

 目的はファシリテーターを養成し『組織改革の内製化』にあります。

《思い込みの壁》

 今日は、思い込みの壁《自己イメージ》について考えてみたいと思います。

 私たちは、自分自身に対して心の深い部分で自分に対するイメージを持っています。
 例えば、
 『自分は、仕事で成功するタイプの人間だ。または、自分は運がいい』等など。このように、高い自己イメージを持っている人は、このような考えのものと、高い能力を発揮し、満足のいく結果を得ているケースが多いと考えられます。
 これとは反対に、
 『自分はいつもうまくいかないタイプなんだよナ・・・・』という自己イメージを持っていたとしたら、そのような考えのもと、自信のなさげな能力や行動力を発揮している可能性が高いと予測されます。
 
 自己イメージは、日常の様々な場面で私たちに影響を与えています。
 例えば、
 身近なところでは、思考パターンや行動パターン、そして立ち居振る舞いに大きく影響します。
 さらには、
 年収、これから就くポジション(役職)、出会う人やパートナー、これらすべてに影響していきます。

 自己イメージは、セルフトークの積み重ねによって後天的に身につけたものです。だから、セルフトークを意図的にコントロールすることで変えていくことが可能なのです。

 セルフトークに意識を向けてみてください。

《快適ゾーンの壁》

 ラスベガスのカジノで勝ったといった話を聞く。『いくら勝ったの?』と聞くと、『50万円だと言う』勝ち過ぎて怖くなりそこで止めたそうである。私は、もっとやればいいのにと思った。
 ギャンブルの勝ち方の話をしているのではなくて、壁は自分で作ってしまうという話です。いわゆる“快適ゾーンの壁”なのですが、メンタルブロックの一つで“思い込みの壁”とも呼ばれています。
 株の取引でも似たようなことが起きます。10万円単位でやっている間は勝つ。冷静だし、セオリーから外れたことはしない。投入金額が100万円を超えると必ず負けてしまうのだとある人が言う。本人曰く、『必ず何か起るんだ。急に相場が崩れたり、政策が突然変更になったり』と・・・
 私には、掛け金の大きさに委縮して冷静な判断が出来なくなっているだけのように見える。
 『何か壁を感じる』『壁が越えるられない』と言う表現を時々耳にしますが、もし本当にそうなら、その壁を見てみたいものです。
 壁は自分自身の中で決めてしまうもので、その壁も自分の頭の中でイメージされたものです。
 ギャンブルでいくら勝つと怖くなるか?・・・1万? 10万? 100万? 1000万? それがあなたの“快適ゾーンの壁”なのです。
 実はお金も、財布や銀行口座の中ではなく、あなたの頭の中にあります。

《自尊心と競争》

 今週は、社内研修で三日間出張していました。研修の中に“自尊心”について考えて頂く部分があるのですが、ワークシートに“競争は悪いことでしょうか?”というテーマに答えて頂くものがあります。

 何故に“競争は悪いことでしょうか?”のワークシートを用意して受講生に答えて貰おうと考えたのか!という理由は、以前娘が小学生の時に運動会に応援に行って見学していた時に、なんだか私にとっては【不思議な風景が目に入ってきたのです】
 どのような景色なのか?と言いますと、よーいドンに始まってゴールを目指して走るのは私が経験した運動会と同じなのですが、ゴールした後で一着・二着と序列をつけないことなんです。ちょっと驚いたのですが、これが『今の小学校の教育方針なのか』と思ったのですが、何だか“モヤモヤ”したものが残ったので、以来皆さんにお聞きしてみようと考えた訳です。
 
 記入して頂いた内容を発表してもらうのですが、色々な考え方があることにまず驚かされます。大半は、序列をつけて上位の生徒をしっかり評価してあげるべき、という意見です。私もその考えに賛成です。“切磋琢磨”という言葉もあるように、競争から生まれる素晴らしいものがあるように思います。また、負けて悔しさを味わうことも大切なのではないでしようか!

 運動会だけでなくて、今教育の現場は変化しているのでしょうね!

《ザ・シークレット》より

 ザ・シークレットという本がベストセラーになって数年が経過しますが、今日は、【秘密のまとめ】をご案内します。

 ● 全てのものはエネルギーです。あなたのエネルギーの磁石で、自分の欲しいもの全てに電気を送りだし、自分に向かわせ、また、あなた自身も電気を帯びて、欲しいものへと向かいます。
 ● あなたはスピリチュアルな存在です。あなたはエネルギーです。そのエネルギーは創造することも、消滅させることも出来ません。ただ、その形を変えるだけです。それ故、あなたの本質はこれまでも常に存在し、これからも常に存在します。
 ● 宇宙は思考から出現します。私たちは自分の運命の創造主であるだけでなく、宇宙の運命の創造主でもあります。
 ● あなたのために無限のアイディアが準備されています。全ての知識、発見、発明は宇宙のマインド(創造的な力)の中に可能性として存在しており、人間のマインドがそれを見える世界へと引き出すのを待っているのです。あなたは全てのものをあなたの意識の中に持っています。
 ● 過去の苦しみ、文化的習慣、社会常識などを全て手放しましょう。あなたに値するあなたの人生を創造できるのはあなただけなのです。
 ● あなたの望みを実現する近道は、あなたが望んでいるものはすでに与えられているのだと、絶対的な既成事実と見なすことです。
 ● あなたの力はあなたの思考の中にあります。だから、自分が今、考えていることにいつも気づきなさい。言い方を換えれば『いつも思い出しなさい』ということです。

 引き寄せの法則から、『思考が現実化する』

《夢は実現する》

 現実を変えるには『私は成功したい』と考えるかわりに『私は成功している』と考えることだ。(二―ル・ドナルド・ウォルシュ)
 アファメーションの作成の方法でも説明してますが、自己宣言を作る際のポイントは、①第一人称 ②現在形 ③ワクワク感に留意することでしたが、今日本を読んでいたらウォルシュの上記の言葉に出会いました。

 『成功したい』と多くの人は、願うわけですが、大半の場合それだけでは成功しない。何故なら、たいていの人は『思い』【思考】と『存在』【成功している状態】を別々のものだと思い込んでいるからです。ところが、ジェームズ・アレンの言うように深い哲学的観点から考えると『存在とは思いの結果』であり、両者は一体なのです。
 例えば、試験に『合格したい』という強い望みは『まだ合格していない』という存在ばかりを強調するので勉強が辛く試験にも緊張しやすい。しかし、『もう合格している』と思い、勉強はそれまでのただの(手続き)にすぎないと思えは゛気が楽になり試験にも緊張せずに臨める。
 『幸せになりたい』と考えれば考えるほど、『幸せでない自分を意識』してしまいます。『既に幸せになっている自分』を思考することで、頭の中からネガティブなイメージを追い出しましょう。
 
 『夢は実現する』は真実である。

《発想・構想の転換》

 最近“はっ”と感じたことを三っつばかり書きます。

 【デザインオリエント】という発想
 一般的には、商品があって⇒切り口・特徴があって⇒コマーシャルが出来ると考えますが、【デザインオリエント】とは、コマーシャルを先に作成して次にそのコマーシャルに合わせた商品を後からつくる、という考え方です。

 【ブレークスルー思考】
 大きいものを小さく。小さいものを大きく。四角いものを丸に。丸いものを三角にするという発想。

 【未完成商品を売る】
 お客様には未完成の商品を売却して、その後完成に向けて一緒に進めていく。

 パラダイムシフトとでも言った方がよろしいでしょうか!
 最近気がついたことを書きました。