日本生命保険は、保険契約者を対象に定年退職後について尋ねたところ、仕事をしたいと回答した人が64%だったと発表した。生活費や医療費の不安から、収入を確保したい人が多かった。21日の敬老の日を前に、インターネットで8月にアンケートを実施し7543人が回答した。
内訳は【現在の仕事を続けたい】・・・38.7% 【別の仕事をしい】・・・25.3%だった。年齢が高くなるほど現在の仕事の継続を希望した。
最近読んだ“コロナ後の世界”に次のような内容がありましたので、ご紹介します。
高齢者が働き続けることで、組織やそこに所属する人々が恩恵を受けることも多々あります。長年積み上げてきた経験やスキルを持つ人が近くで働けば、若者にとって良い刺激になるのです。ある研究では、年齢構成が偏っている組織よりも、ばらけている組織のほうがチームの仕事が上手くいくことが分かっています。異なる年齢の人間が一緒に仕事をすることで、お互いに触発され、有益で生産的な結果が生まれます。多様性が、イノベーションを生む土壌となるのです。
生涯現役の気持ちで頑張りたいものですね。