弊社では、定期的にお客様に対して《個別面談プログラム》を提供しています。上期が終了する九月は、毎年個別面接の対応に追われています。
通常、“法人のトップ・社員・私”の三者面談の形式で進めます。一組20分の時間で、事前に配布して当日まで記入を済ませた【業務質問票】に基づきながら、私が質問をします。最後に法人のトップに、労いの言葉を言葉をかけていただき終了です。
効果としては“社員がトップに話を聞いてもらった”という、納得感が生まれます。そして、継続して実施している法人の離職率は極めて低いという結果も出ています。
組織運営は、【トップダウン】と【ボトムアップ】の両方の機能が必要だと思います。組織規模が50名程度でしたら、【トップダウン】経営でうまくいくと考えますが、100名を超えてくると【ボトムアップ】機能が働かないと運営に支障が出てきます。個別面接は、ファーストラインの社員と直接コミュニケーションが取れますので、【ボトムアップ】としての働きをします。
現場では、『パワハラ』『いじめ』『嫌がらせ』等の問題が発生しているケースも見受けられます。予防の視点からも個別面接を有効に活用してほしいものです。