今日も引き続き《YOUメッセージ》《Iメッセージ》について書いてみたいと思います。
ところで、あなたは誰かを褒めるときにどんな言葉を使うことが多いでしょうか?『すごい』『素晴らしい』『助かった』等、いろんな褒め言葉が浮かんでくる人もいれば、いつも誰にでも同じ褒め言葉を使っている人もいることでしょう。
昨日からの引続きです。相手を褒めるときに次のようなスタンスを持っていますね。
【YOUメッセージ】
【Iメッセージ】
【WEメッセージ】 今日新しく追加してみました。
【YOUメッセージ】は、あなたのスタンス『仕事が丁寧ですね』『テキパキ仕事をしてますね』『正確ですね』等がこの例です。
【Iメッセージ】は、私のスタンスで相手の行動や存在が自分にどんな影響を与えたのかを伝えるメッセージでしたね。『とても参考になりました』『とても嬉しいです』等、自分が思っていること、感じたことを伝えます。
それから、今日追加しました【WEメッセージ】というのは、私たちというスタンスで、自分たちにどんな影響が及んだのかについて言及するメッセージです。『あなたの発言で、とても会議が盛り上がりました』『あなたがいるだけで、組織全体が元気になります』等、より大きな影響力を相手に伝えるメッセージです。
この三つのメッセージは、どれが良い悪いではありませんが、【Iメッセージ】や【WEメッセージ】のほうが、相手への影響力が大きく心に残るようです。
ところで、あなたは【YOUメッセージ】【Iメッセージ】との組合せで、【一時言語】・たまたま・ときどき・珍しく【永久言語】・いつも・ほとんど・必ず・絶対という言葉を使っていませんか。
私の場合【YOUメッセージ】を使っている時は、永久言語との組合せが多いみたいです。
『あなたは、いつも約束を守らない』とか『あなたは、ほとんど片づけない』等ですね。【一時言語】【永久言語】の組合せを少し変えるだけで、表現が柔らかくなったりします。
『あなたは、珍しく約束をやぶった』・・・。『あなたは、ときどき片づけない』・・・。