今日も引き続き【言葉】について考えてみたいと思います。
人は、言語 ⇒ イメージ ⇒ 感情 ⇒【自己イメージ形成】というようなステップをとると言われています。メラビアンの法則によると、言語はコミュニケーションにおいては7%の影響力しかないといわれていますが、【自己イメージの形成】のステップという側面から判断すると、入口の部分ですから多大な影響力があると考えられます。
それでは、ここで質問です。
あなたは、普段どのような言葉を使っていますか?
ポジティブワード・ネガティブワード
肯定的表現・否定的表現
建設的言葉・破壊的言葉
如何でしょうか。どちらかの方に偏っていませんか?。
次のような場面をイメージしてみて下さい。【あなたは市役所の窓口の職員です】
窓口に住所移転の手続きに市民の方がいらっしゃいました。
ところが、手続きの為の書類がひとつ不足しています。
≪その時、あなたはどう言いますか?≫
①『●●の書類がないので、出来ません』
②『●●の書類があると、すぐ出来ます』
言葉は少し意識をすることで違った印象を、相手にも自分に与えることが出来ます。
『喧嘩しないでね』 ⇒ 『仲良くしてね』
『ちらかさないでね』 ⇒ 『きれいに片づけてね』
『夜中に騒がないでね』 ⇒ 『夜は静かにね』
無意識に『私には、無理、出来ない』という言葉を使っていると、確固たる自己イメージが出来上がってしまい、仕舞には恐ろしいことに【出来ることも出来なくなってしまいます】
言葉には力があります。意識して使いたいものです。