今日は、言葉【自己対話】について考えてみたいと思います。
自己対話の4段階
自己対話には4つの段階があります。
その第一段階は、言葉で表現すると『でも』『しかし』『無理』『出来ない』といったような、否定的なものです。“キラーフレーズ”とも呼ばれていますが、多くの人がこれによって縛られています。
第二段階では、『しなければならない』『すべき』といった表現に代表される状態ですが、第一段階と比較すると目的論的なものが生まれてきています。しかし、問題を解決する手段がないために、この段階では何の変化も起こりません。
第三段階では、『この状態から抜け出そう』『もうこんなことはやめよう』などの“誓い”が生まれてきます。この段階は、目標の達成に向かったり、問題の解決に進み始めたりしている状態です。
第四段階では、『次はこうする』『明日はこうありたい』というように、ポジティブな自分をイメージして少しすつ変化している状態です。
言語 ⇒ イメージ ⇒ 感情 ⇒ 自己イメージの形成 と【自己対話の第四段階】の両面から考察してみると、自分自身は言葉と自己対話をとおして【自分自身で形成している】ということが解ってきます。